💫のおはなし

私はTEAM STARが好きです。

理由は推しがいるから、ただそれだけです。

というか、それでしかどちらかを決められないのです。それほどまでに両チームの色がそれぞれにあって、魅力がぎゅうぎゅうに詰まっている作品なのです。だから、「強いて言うなら」がつきます。これだけは忘れないで、ほんの少しお付き合い下さい。

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井上小百合さんはこのセラミュの話が来た当初「100億%やり切れる自信がありません」と言っていました。少女漫画にハマることなく育った彼女がセーラームーンという世界に関わり、月野うさぎを演じることに申し訳なさと苦手意識を持っていた、と言うのです。それでも原作を読んだり、アニメを観たりして良いチャンスかもと引き受けてくれた小百合ちゃん。TEAM STARは初めての子も多くて、座長としての不安が沢山あった小百合ちゃん。やはり最初は特に苦しい部分が多かったんじゃないかな、と思います。

でもね、台本を読んで1人で泣いたって言うんですよ。どのシーンかは分からないけれど。私はセーラームーンの力強さとTEAM STAR内での井上小百合さんの心の強さは共鳴していると思っていて、戦士たちの「もう、1人にならないで!」「守らせてよね」という台詞たちが物凄く心に響きます。きっと小百合ちゃんもこのチームを引っ張っていたと同時に大切に守られていたんだね。本人達の気持ちは分からないけど、井上小百合のヲタクとして見ている私は、真ん中に立つ彼女を戦士を通して見ている4人の目が、本当に優しくて大好きなのです。そしてそれに呼応するように強くなって「みんなが居る!」と4人を抱きしめる彼女が大好きなのです。

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みんなで集まってアニメ鑑賞会をしてたこと。握手会でお揃いのTシャツを着ようとしたこと。うさぎこと井上小百合のドジにより揃わないところ。プレゼントしてもらったお揃いの靴下。ホテルでみんなで自主稽古してたこと。私たちの知らないところで数え切れないほどの努力と練習をしていたこと。全部全部みんなが口にしていた「大好き」と言う言葉に詰まっていると思います。

導かれるように繋がった少女たちが、持っていた力を解き放つことでキラキラ輝く戦士になって、友達になって恋をして、それでも守るべきものの為に悩んで苦しんで立ち上がって。アイドルという魔法を信じる私にとって、この話はどうしても「セーラー戦士」と今の乃木坂46である「アイドル」の彼女たちを重ねざるをえませんでした。そりゃあ「運命の貴方へ」なんて歌われたら泣くわ。でね、最終的にいつも思ってしまうのです。

「忘れないで、貴方が1人の女の子であることを。」

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5月から猛ダッシュで駆け上がってきた皆さん、本当にお疲れ様でした。月と星がそれぞれ輝くには曇りのない空が必要で、多くのキャストの皆さんが支えてくれたね。素晴らしいカンパニーとメンバー含め演者の皆さんに感謝と敬意を評して、本当に素敵な舞台を有難うございました。貴方の大好きな皆さんが、大好きです。

 

青い水晶球の星から、愛を込めて。

 

千秋楽追記 :https://fusetter.com/u/nyaaaan1214

ひと夏のおはなし

平成最後の夏が、仙台で終わりました。

神宮から発車した真夏の全国ツアーもついに終点に着いてしまいました。暑くて熱い夏でしたね。皆さんは何処に行かれましたか?当の私は神宮3日間と名古屋と仙台に行って参りました。そこで少しだけ、感想です。

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「バスラ、何処行った…?」

これが神宮3日間行った後の私の一言です。バースデーライブが迷子になってしまったのかと思いました。シンクロニシティライブという新たな試みであることもあって、セトリが殆ど変わらず「走れ!bicycle」で自転車を漕ぐ推しを探す3日間でした。

いや、勿論楽しかった上ですよ!!!最終日秩父宮アリーナで見た目の前でガルル2番を踊ってる白石麻衣なんてもう一生見れませんからね。アンダーパートでカッコよく出てくる我が推し井上小百合さんは誇らしかったし、彼女が「あの日僕は咄嗟に嘘をついた」「ここにいる理由」「不等号」を真ん中で歌うもんだから泣いちゃったし、アンコールガチャも楽しかった。まいやんと絢音ちゃんのシンクロニシティが余りにも美しくて目を奪われて、命の花奈ちゃんと七瀬ちゃんに恋をしました。

しかし、バスラではなかった。裸足でsummerで上がる花火もアンダーで上がる花火も、完全に夏でした。

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「もしかしなくても、これ11公演のバスラじゃん」

そして福岡から全ツが始まり、セトリを見ながら思っていたことが名古屋で確信に変わりました。悪いこと言ってごめんね…と平謝り。大まかな流れは変わらないけれど、なんと言っても「ジコチュープロデュース」が圧倒的でした。その後のエモい曲コーナーまで最高でした。有難うございます、乃木坂46運営各位。

大阪で見逃した井上小百合プロデュースをまさか名古屋でまた見れるとは思ってなくて、めちゃくちゃ叫ぶ私。追い討ちをかけるようにセラミュでさらに叫ぶ私。若のプロデュースの時点で死にかけていたのでほぼ死にました。その後飛鳥ちゃんのドラムによだななに、空扉でトドメを刺されるんですけどね…よく生きてたね…

ちなみに仙台では美彩ちゃんとさゆちゃんの顎クイキスシーンで既に一回死んでます。白石麻衣プロデュースでめちゃくちゃ笑ったので蘇生。とにかく行けなかった公演も含めて、このコーナーでとてもお腹いっぱいでした。時間が無い中で色々準備してくれて本当に有難う。

あとエモい曲コーナーで過去の映像を流すとヲタクって泣いちゃうんですよね、私のことなんですけど。乃木坂ちゃんと一緒に円陣出来たことは大切にとっておきたいな。回替わり大変だったのに、これまた有難うね。

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4期生加入が直前に迫り、このメンバーでのライブも最後だと多くのメンバーが口にしていました。アイドルってどの瞬間を切り取ってもキラキラしていて、そのまま閉じ込めてしまいたくなるけれど。だけど、儚く変わりゆくものだからこそアイドルの美しさが輝くのだと思います。今、目の前で見た彼女たちには、もう二度と出会えないから。これからも乃木坂46みんなで坂を駆け上がってほしいなぁ。やっぱ乃木坂だよ〜!!!!

こうして私は、「ひと夏の長さより」の亡霊になって、夏を引きずったまま秋に入ります。また何処かで、会いましょうね。メンバー含め体調には気をつけて。では。

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リインカネーションのおはなし。

念願の、セラミュ観てきました。

とりあえず私自身、セーラームーン本家様とセラミュについては詳しくないのであくまでも「乃木坂版セラミュ」という観点で感想を書き残します。知識が少なくキャラクターとの類似点等はわからないので、観ていた時によかったなぁと思ったところだけです。忘れないように殴り書きなので、ご了承ください。星と月、の順番でキャスト書いてます(観た順)

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月野うさぎセーラームーン

初っ端井上小百合可愛い〜!!から始まったこの舞台。とにかく声がいいですよね。へにゃへにゃとアホっぽさのあるうさぎの声、恋人を想う甘いプリンセスの声、気合いの入ったセーラームーンの声、これだよコレ!って感じでした。井上小百合さんの醍醐味じゃん!!!と。彼女の演技面に関しては(勝手に)絶対的自信を持って観ていたので何の不安もなかったのですが、叫ぶ度に「喉大切しろよ〜」と思っていました。私は彼女の声が大好きだから。いや、良い叫びだったので余計に。あとやっぱり小百合ちゃんのバラードの歌声、好きだなぁ。透明感があって突き抜ける、乃木坂の時と違う歌い方。てかうさぎちゃんの時のもぐもぐ顔とかおとぼけ顔可愛すぎて双眼鏡越しに死にました。死にすぎてる。

山下美月ちゃんってこんな声出せるんだ、が出てきた瞬間のファーストインパクトでした。さゆちゃんがコロコロと声のイメージを変えてたのに対して、作り上げた「月野うさぎ」としての声を保っていたイメージ。アニメ声というとまた違うとは思うんだけど、彼女の中で考えて出しているのかなぁと思いました。ニコニコ笑ったり思いっきり泣いたり表情豊かだし、細かなアドリブもあって可愛らしかったです。美月ちゃんの印象が少し変わったな〜。ただの小悪魔ではなかった(それはそう)

 

水野亜美セーラーマーキュリー

ベストオブ好きだった渡辺みり愛ちゃんを発表します。1つ目は変身後に相手が前を通った時の目線。動きに合わせて目が追いかけるんだけどその時の含みのある笑いというか、なんとも言えない表情がめちゃくちゃ良くて好きでした。2つ目は敵にやられた後に梅澤ジュピターに立たせてもらうところ。単純に身長差可愛い。3つ目はうさぎちゃんに対して放った「oh my god…crazy girl…」あのテンションは普通にさゆとみり愛じゃんってなりました。と、バタバタこんなに書いちゃうくらいにはみり愛ちゃんが好きでした。台詞回しが自然で、歌もこんなちゃんと響く声が出るんだと驚きました。

待ってました伊藤理々杏ちゃん!!星の王女さまを観ていたのでかなり期待してました。一言目から思いっきり通る声。歌声もかなり声量があってなおかつ丁寧な演技。予想通り私は彼女の演技が好きなようです。特にみり愛ちゃんの時もそうなのですが亜美ちゃんのうさぎちゃんに対する優しさの表現が物凄く好き。真っ先に近寄る、目線を合わせる、肩に触れる。しかも理々杏ちゃんが元々持っている世話焼き感というかしっかり者で真面目なところがそのまんまで自然ですんなりと受け取れました。バスのシーンのボケは紙飛行機でしたね。

 

火野レイ/セーラーマーズ

はじめまして今まで眺めてるだけでした、くらいの距離にいた寺田蘭世ちゃんがあんなにも良い声で歌うとは思ってもいませんでした。長い髪を靡かせて、丁寧な口調で炎を纏う姿は蘭世ちゃんの内に秘めた熱さと共鳴して「蘭世ちゃんってセーラーマーズだったっけ?」となりましたね。若干鼻にかかった声で台詞が聞き取りにくいところもあったのですが、それ以上に歌声が凄かった。厚みがあってビックリしました。ボーダー聞こっと。

高山一実さんを観るためにやってきたと言っても過言ではなかったMOON。ビジュアル最強すぎて変身シーンはマジで声が出るところでした。乃木坂一の美脚、あれはヤバい。あと今回は基本地声だったのかな?滑舌は別として、いつもより低めで歌声もどしっと響く感じ。私にとっては高山さんのそのトーンがとても新鮮でドキドキしながら観ていました。にしても、彼女の立ち姿はいつ見ても本当に美しいよね。常にセーラーマーズ。高山一実さんのセーラームーンに対する愛を感じました。あと最後にうさぎちゃんの頭をポンとするのは、反則。

 

木野まことセーラージュピター

ミニスカート履かせたら最強じゃん、と思わせる足の長さの梅澤美波さん。まずスタイルの良さに圧倒され、聞き取りやすい台詞と安定した声量と歌唱力、平均的にめちゃくちゃレベルが高くて安心して観ていられました。私もヤキ入れられたい。怪力と言われてその身長から「制服無くてさ」なんて笑うけど、逆にみり愛ちゃんとの身長差が神がかっていて、男言葉のまことちゃんと可愛らしい亜美ちゃん付き合ってろよ…と思いました(原作ではどーなのか分からないけど)変身時に舞う薔薇の花びらも似合う。やっぱり私もヤキ入れられたい。

やっぱり能條愛未さん、舞台で本当に輝く人です。梅澤さんのを先に見てしまったので「体が大きい」というイメージはどーにも生まれなかったんだけど、ハキハキと聞き取りやすい台詞に滑らかなアクションシーン。そして歌が上手い。ひなちまと2人の歌割りがあるんですけど、普通に声出てるし上手くて、流石は能條さん頼りになるなって思いました。あとどーでもいい事ですがクラブで飲むジュースって、星だと甘くて月だと苦いんだね。カーテンコールで手を振りすぎて捌けるの忘れてたのも、また彼女らしかったです(笑)

 

愛野美奈子セーラーヴィーナス

中田花奈さんのママみがヤバイ。wikipedia様で調べた所、最初のセーラー戦士でリーダー的存在ということらしく、通りで慈愛に満ちた母性を感じると思いました…。実際の花奈ちゃんのメンバーに対する甘やかし加減と愛情がうまくマッチしていて最高。サクサクと台詞も回すし特徴的な可愛らしい歌声も最高。クンツァイトさんと向き合った時の溶けそうな恋する表情も最高。あとクラブのところの蛍光オレンジの上着着てる時の彼女のナイスバディったらありゃしなくて、あ、これ以上言うのはやめておきます。

ドラえもん以来の樋口日奈ちゃんだったのですが、彼女の声もまた魅力的で大好きです。高めで甘い歌声がよく響いてました。花奈ちゃんはママみ、ひなちまは女神って感じ。これまた完全に中の人とキャラクターがマッチしていて、お茶目でとにかく優しくて自己犠牲も厭わない芯の強いところをもってる。うさぎちゃんが後輩の美月ちゃんだったからか、STARと比べてお姉さん感が強かった感じがします。あとこっちもクンツァイトさんに抱き寄せられた時の恋する表情は完璧でした。めちゃくちゃ良い女だよ、樋口日奈…。

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チームお星様

アフタートークで蘭世ちゃんも言っていたけど、とにかく「このチーム、超仲良しなんです」感が溢れている印象。推しフィルターによって、プリンセスとして他の戦士に守られている月野うさぎというより、愛され守られ大切にされる井上小百合って感じで観ていました。みり愛ちゃんとさゆの関係性、など全体的に中の人同士の関係が垣間見える瞬間があって、それはそれで良かったな。あと台詞も歌もユニゾンが綺麗でした。

チームお月様

まず個々が強い。でも決してバラバラでは無くて一期生3人が主役である三期の美月ちゃんを支えている。そして理々杏ちゃんが上手くバランサーとして機能している、そんな印象でした。歌の面では特に緊張していたであろう美月ちゃんを他4人の声量でしっかり支えてあげていた気がします。美月ちゃんも皆をひっぱるエネルギーを持っていて、良い感じ。お星様が皆で手を繋いで並んでいるとしたら、お月様は同じゴールに皆が一目散に走ってる感じ。どっちも好きだよ〜〜!!!

 

とまぁ、長々と書いてきましたが、原作見てから語れよって感じですよね。私もそろそろセーラームーンデビューしようと思います。あとここには乃木坂のメンバーのことしか書いていませんが、四天王皆さん所作が美しくて特にクンツァイトさんが好きなことや、タキシード仮面さんのスタイルと声が良すぎることや、クインベリルさんの歌やら、他のキャストの皆さんもとてもとても素晴らしかったです。あー、9月公演も楽しみだなぁ。

最後に、月に代わって、お仕置きされたいです。

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小さな王女のおはなし

「星の王女さま」を観てきました。

折角なので、感想を少しばかり書きたいと思います。 ネタバレするのでお気をつけ下さい。あと特に深い事とかは書きませんので緩く読んでくださいませ。

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ザックリしたあらすじは伊藤理々杏演じる星の王女さまと梅澤美波演じる不時着した宇宙飛行士リンドバーグが星を回って、故障した飛行機を直す部品を集める話です。原作「星の王子さま」では6つの星を巡りますが、こちらの作品では5つの星を巡りました。各星々にメンバー1人がいる、という形です。

 

一番最初の星は「偽装キラキラ女子の星」

阪口珠美演じるさなえがいます。さなえは銀河ネットというところで常にキラキラ投稿をしている夢見がちな女の子、いわばインスタ女子なのですが、実際は何もない星で嘘の投稿ばかり。ピンクの衣装で可愛らしいさなえちゃんはいつも自撮りをしています。原作で言うならば自分の体面を保つことに必死な王様だと思いました。そんな彼女に王女さまは「写真を撮らないと、その楽しかった思い出は無かったことになってしまうの?」と尋ねます。銀河ネットにあげなくても、写真に撮らなくても、キラキラしていたことに変わりはないと。これは現代のSNS女子の痛いところを突いてるなぁ、と思いました。珠美ちゃんもいい感じに自己中というか、「いるいる」って感じの女子を演じててよかったです。

 

2つ目の星は「キャリアウーマンの星」

中村麗乃演じるナオミがいます。ナオミはバリバリ働いて、岩盤浴して、貯金して、憧れる女性像なのですが実際は孤独な少女でした。現実主義なので夢見がちなさなえとは対立してばかり。原作で言うならば常に勘定をしていた実業家に近いかもしれません。自分に投資していながら、何も手に入れていない。そんな彼女とラップバトルなんかしながらも仲良くなることで、王女さまたちは彼女の孤独を埋めてあげました。麗乃ちゃんの大人っぽさには驚きますね。あとこれは後のシーンですがマヤの星での麗乃ちゃんの問いかける演技は声がスッと入ってきて心地良かったです。「世話焼き」と言われていましたが、私はキツそうに見えて実は優しいナオミが結構好きです。

 

3つ目の星は「流れ作業の星」

佐藤楓演じる紀伊国坂がいます。紀伊国坂は石にヒビが入っていないか、ただひたすらチェックしています。感情を全て捨てて、毎日食事をし、仕事をし、寝て起きるだけの生活を繰り返す。心を捨てなければやってこれなかったのです。原作で言うならば小さな星で忙しなく仕事をし続ける点燈夫でしょう。そんな彼女には過去に女優になりたいという夢があって、向いていなかったので辞めてしまいました。殻に篭って、全てを無かったことにしてしまった彼女に手を差し伸べる王女さまたち。棒読みと言われていた楓ちゃんが感情を露わにしたシーンには驚きました(心を捨てていたところはヤバイくらい棒読みなのも良い)またこのシーンでナオミが「寂しいって言ったら寂しくなっちゃうでしょ。これが幸せかどうか決めるのは本人なの」と言うのですが、これ、沁みましたね。

 

4つ目の星は「潔癖症の星」

吉田綾乃クリスティー演じるマヤがいます。マヤは超潔癖症。飛行機の部品も捨ててしまっていました。しかし訳あって大嫌いなゴミ捨て場に取りに戻ることに。ここでもまたナオミが「壁を乗り越えてみよう」と声を掛けます。これを聞いた時に、これは原作で言うならば机の上だけの地理学者なのでは、と思いました。(次の星の子もそれに近いのですが)あやてぃーの優しそうな感じが出ていて、神経質というよりは綺麗好きという感じでしたね。

 

最後の星は「ヲタクの星」

向井葉月演じるどれみがいます。どれみはヲタクで漫画やアニメが好き。引き篭もりで、イラストの評価はネットでは良いですが、学校ではからきしで1軍2軍の子達に憧れています。こっちも原作で言うならばマヤと同様に地理学者かもしれません。「外の世界」を知らないとやはり井の中の蛙になってしまうんですよね。広くて深い知識を持っている故にうまく周りに溶け込めない、オドオドとしたキャラの濃い話し方で葉月ちゃんにしか出来ない役でした。しっかり作り込まれていて、台詞がない時もちゃんと演技していました。

 

さて、もう1人、大事なキャラクターがいます。

岩本蓮加演じるバラです。これは原作同様、王女さまが星に残してきた大事な人。ちょっぴりワガママで可愛くて良い香りのするバラをれんたんは少し背伸びをして演じていた気がします。手足が長いのでめちゃくちゃ綺麗。地球で見た多くのバラと、王女さまが大切に水を上げ、風邪を防ぎ、毒キノコ(原作でいうバオバブ)から守ったバラは違うのだとちゃんと気づけてよかったなぁと思います。「君が君のバラのために失った時間こそが、君のバラをかけがえのないものにしているんだよ」ってわけだ。

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長々と話してきましたが、ここからがメイン。

とにかく出ずっぱりだった伊藤理々杏梅澤美波の感想です。原作と一緒で基本王女さまとリンドバーグが話を進めていきます。とにかく台詞が多くて、大変だったんじゃないかなぁ。

梅澤美波演じるリンドバーグは、語り手兼ツッコミ係。常に話してるわけだけど、梅ちゃん舞台映えするなぁと思いました。身長も高いし台詞もスラスラ話すし。一番まともな役って一番大変だったりしますよね、凄い。劇中も頼りになるなぁ、なんて思いながら見ていました。

 

そして、今回の団長、伊藤理々杏

この人やっぱり予想通り凄いね。僕の衝動のイントロ見たときから薄々気づいてはいたけど、役にグンと入り込めるタイプ。星の王女さまは基本お茶目で楽しいことが大好きなのですが、どこか儚さがあって不意に物事の芯をつくことを言う。壊れやすそうで壊れない稀有な存在なわけです。伊藤理々杏はそれが似合う。台詞が無い時の表情、台詞を言う直前の感情の作り方、席が近かったのもあり見応えがありました。彼女に少し足りないと言われている子供らしさ、色々言われますが今回の舞台で少し見方が変わりました(演技としての子供らしさはある)私は思っているよりも彼女の「あざとさ」が好きなのかもしれません。

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3期生8人と演者含め16人の皆さま、あと7公演怪我なく思う存分やってもらえればと思います。私ももう一度「星の王子さま」を読み返そうっと。

" On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux. "

繭期のおはなし。

今から完全に自己満のブログを書きます。

LILIUM-リリウム~少女純潔歌劇~」という舞台があります。2014年にモーニング娘。スマイレージ(現アンジュルム)が上演したものです。こちらは末満健一さん書き下ろしのもので、彼の「TRUMP」という作品とも大きく繋がる部分があります。そして私はこのリリウムがめちゃくちゃ好きです。多分Twitterでも何度も言ってますが、メンバーというよりこの世界観と話が好きすぎるのです。

そこで紹介と共に、「乃木坂ちゃんなら誰にやってほしいな〜」なんてことをつらつら書きます。気になったらDVD買ってね!!!(ネットで検索…あ、察してくれ)

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ざっくりと作品を紹介すると、吸血種のお話です。Wikipedia先生曰く、こう。

舞台は吸血種の少女たちが療養するサナトリウム。ある日シルベチカが失踪して友人のリリーが行方を探すが、皆は「シルベチカなんて知らない」という。シルベチカの存在はリリーの妄想なのか悩む中、日ごろ単独行動しているスノウが「彼女を探さないで」という。シルベチカ失踪の謎、そしてサナトリウムの真実が解き明かされる時、少女たちの残酷な運命が浮かび上がっていく。

いや。めちゃくちゃ上手くまとまってんな。

とにかく、ある森の深くにあるサナトリウム(通称クラン)に可愛らしい吸血種の女の子達が住んでいるのです。彼女たちは「繭期」と言って、人間で言う「思春期」であり、その繭期が少し厄介なものなので集められて療養しているというわけ。うん、分かり易いね。

 

さて、この物語の良さは間違いなく「儚さ」です。

今まで平穏でゆったりとしていたクランの生活が、シルベチカの失踪を機に崩れてゆきます。在ったはずのものが消えてしまうことの儚さと、その中でもがく少女たちの美しさと、謎が解けた先にある哀しい答え。劇中歌もこれまた美しくて、サントラを未だにずっと聴いています。ほら、YouTube開いてくれよな、な?

そうこれ、ハマる人にはズッポリハマる深い沼です。

 

では、登場人物を説明していきましょう。

パンフレットの写真はメイク濃ゆくて、なんかアレ。

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画像では中央、物語の主人公。花言葉は「純粋無垢」

シルベチカが居なくなったことに気づき、探し始める心優しい女の子。壁ドンにときめく普通の女子。しかし、クランの謎を解き始めることで、自分自身の大きな事実と運命に気づいてしまう。

乃木坂なら、やはり白石麻衣さん。しかしこの役は最後の方でかなり感情を出すので、本当だったら伊藤万理華さんにやってほしかった、みたいなところがあります。お茶目で優しいところからの、落差。

 

画像では左端、超重要。花言葉は「私を忘れないで」

穏やか性格でとにかく優しい子なのですが、この子の事を話し出すと超絶ネタバレになってしまう最重要キーパーソン。もうね、「私を忘れないで」が全て。

乃木坂なら、西野七瀬さん。儚いのが似合う女。

 

画像では左から2番目、超重要。彼だけ花じゃないよ。

イケメンでチャラ男。一応男子寮の監督生だけど普通に女子寮来るし、ついでにナンパする。それで怒られる。貧血持ちでお調子者だけど、あー、これ以上話すとネタバレになってしまうこれまた最重要キーパーソン。とにかくファルスに恋をしてほしい。

乃木坂なら、生田絵梨花さん。または若月佑美さん。この人たちならこの難役を演じきれるはずだし、イクオもワカも普通にイケメンです。

 

画像では左から3番目、ツッコミ。花言葉は「精神美」

とにかく口が悪くて明るくてギャグ担当。だけど根はイイ奴でリリーのことを気にかけてくれる。

乃木坂なら、桜井玲香さん。高山一実さんでもいいんだけど少し意地っ張りなところとか、玲香ちゃんみがある気がする。思いっきり飛び蹴りを見せてくれ。

 

画像では右端、もはや母。花言葉は「愛」

おふざけ三人衆の1人。平和に暮らしている。相撲が強いのは中の人ネタなので気にしないでほしい。

乃木坂なら、伊藤かりんさん。これは即決しました。

 

画像では右から2番目。姫。花言葉は「誠実」

繭期を拗らせていて、自分のことを何処かの国のお姫様だと思い込んでいる自称プリンセス。3人の妹分がいて、いつもお茶会だがなんだか連れ回している自由人。実は男性恐怖症でバタンキューする。

乃木坂なら、松村沙友理さん。やっぱり姫と言えばこの人だし正直さゆりんご軍団をキャピキャピ連れ回していてほしいところ(伊藤かりんさんが渋い)ちなみにココは秋元真夏さんでも勿論良し。

 

画像では右から3番目。花言葉は「悲しみに寄り添う」

女子寮の監督生で紫蘭とペア。控えめな性格で皆のお姉さんであるが、実はクランの秘密に関わる重要人物。花言葉にもう一つ「淋しい愛情」があるのがエモい。多分劇中で抱かれたい女1位。

乃木坂なら、衛藤美彩さん。これも即決。

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画像では中央、もう1人の主役。花言葉は「希望」

他者との関わりを断ち、いつも1人で読書している少女。その姿がクラン内では浮いていたが、シルベチカを探すリリーへある助言をする。冷たく見えるが、内に熱いものを秘めているような人。

乃木坂なら、齋藤飛鳥さん。文句無しです。

 

画像では左端。花言葉は「変わらぬ愛」

女子寮の監督生で竜胆とペア。「〜なのだ」「〜だぞ!」などかなり濃い話し方をする。決まりなどに厳格で竜胆とは反対に感情的になりやすい。こちらもクランの秘密に関わる重要人物。

乃木坂なら、生駒里奈さん。なかなかキャラが濃くて難しい役どころだけど、生駒ちゃんならこの喋り方でも許せてしまう気がする(?)

 

画像では左から2番目。ボケ。花言葉は「愛国心

おふざけ三人衆の1人。完全なるボケ担当。やる気のなさそうに見えて実はちゃんとやるタイプ、だと思う。

乃木坂なら、川後陽菜さん。正直この子は中の人のキャラがかなり出てて厳しいんだけど、寄せるならって感じ。佐々木琴子さんは…えっと、保留で。

 

画像では右端。超重要。花言葉は「常に貴方を愛す」

可愛い顔した少年ですがめちゃくちゃ重要人物です。男子寮の監督生でファルスとはお友達。女子寮にフラリと遊びに来る(というか体が勝手にやって来る)けれど何故自分が此処に来たのか忘れてしまう。彼にはとにかく幸せになってほしい。あとめちゃ低音かっこいいです。

乃木坂なら、高山一実さん。カズオがやらなきゃ誰がやる、みたいな感じ。人の良さそうなところも良き。

 

画像では右から2番目。花言葉は「優雅な女性」

おふざけ三人衆の1人。いや花言葉、絶対嘘でしょ!みたいな人。明るくて「退屈だ〜」「なんか面白いことないかな〜」といつも暇を持て余している人。でもこれが最後には少し切なくなります。

乃木坂なら、能條愛未さん。「退屈すぎて涅槃像」が出来るのは、彼女しかいない…。

 

画像では右から3番目。花言葉は「悲しみ」

彼女は少し特殊でダンピールという、いわば人間と吸血種の混血です。純潔を求めるこの世界では忌み嫌われる存在となり、クランでも少しイジメられてしまいます。そんな彼女にリリーは優しくしてしまい、ある事件が起こるのです。うん、重要人物。

乃木坂なら、若月佑美さん。または井上小百合さん。この役も難しくてかなり闇を抱えています。その面では松村沙友理さんもハマるんだけど、この特殊な役は憑依できる人じゃないと厳しい。

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長々と書いてきましたが、とにかく面白い舞台なので見てくれ!!!ほんの少しでも検索してみてくれ!!!!そしてこの舞台は乃木坂に合う!!!!!

関係者各位、よろしくお願いします。

 

ここまで読んでいただき、有難うございました。

三人の姉妹のおはなし

1月30日、三人姉妹のソワレを観てきました。

まずは観終わってからTwitterで愚痴を垂れてしまって申し訳なかったです。殆どの人はちゃんと観ていたし静かだったんだけど、どうにも気になる人がいて。衝動的に書いてしまったのは、ごめんなさい。乃木ヲタじゃない可能性も十分にあるんだけど。

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 さて、アントン・チェーホフさんといえば私は以前「24番地の桜の園」を観に行きました。どーにも頭の悪い私には難しい話で、今回も一発で理解するには苦労するだろうなと思いました。案の定「三人姉妹」も難しかったわけですが私なりに感じたこと、演技で好きだと思ったところがあったので少しばかり書こうと思います。原作読まなきゃダメだな、やっぱり…。

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まずこの話の中には「ご機嫌ななめ」というフレーズが度々出てきます。登場人物たちは皆、元々高級軍人の一家で何かをすることに自分の手を使わない人たちばかりでした。お茶も入れなきゃ、洋服も運ばない。それでも今の過去と比べて廃れてしまった生活にいつも「ご機嫌ななめ」なんです。故にイリーナはモスクワに帰ることを求めます。モスクワは「煌びやかな生活」をしていたところだから。でも結局モスクワに戻ったところで「過去」には戻れないんですよね。当たり前ですが過ぎた日々は取り戻せないんですよ。時間は狂う事なく過ぎて、いつか私たちは「思い出」になって、いつか忘れ去られていく。だけど「100年後の世界はもっと良くなってるのかもしれない」とヴェルシーニン中佐は言いました。皆が探していた「生きること」ってやっぱり未来を創る事なんじゃないかなぁ。過去を振り返るんじゃなくて、今を見て進むこと。正解は分からないけども。

もう一つ、この話の人々は基本「誰かに話を聞いて欲しくて」でも「自分以外のことを聞こうとしない」人でした。台詞を借りれば「どーでもいいや」ってやつ。めちゃくちゃ厄介だけど、めちゃくちゃ人間の本能というか、自己中心性が浮き彫りになってて。でもそうして自分も、自分の意見も守ってたのかなぁなんて思ったりしました。特にオリガね。彼女がいつか破裂してしまいそうで、凄く心配だったよ。

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長女オリガは「生きることの意味」を求めた人。 優しくて忙しくてきっとストレスも多くて「頭が痛いわ」と言うことでしかその辛さを外に出せない、全てを自分の内に秘めてしまうタイプ。衛藤美彩さんはとにかく声が良くて、台詞がスって入る。ただオリガは他2人と比べて感情の起伏が薄いから、若干単調になりぎみかなぁ。いや、それがオリガなんだけど。あとすぐ妹の頬、髪、腰に手を触れるのは衛藤美彩感があってよかった。この人に膝枕されたい。あんたは幸せになってくれ。

次女マーシャは「愛」を求めた人。ワガママで癇癪起こしがちだけど、きっと純粋な女の子。そして伊藤純奈はヤバい。常に憂いのある雰囲気で、ふっと笑うと可愛らしくて。そしてヴェルシーニンさんとの別れのところ、正直鳥肌立った。キスを2度して、寂しそうに離れて、その時の彼に向ける眼差しと彼がオリガの手の甲にキスしようとした時のあのアレやばすぎ(語彙力)彼女の目はヴェルシーニンさんしか捉えてなかった。足に縋り付いて泣くところの演技も泣きすぎて過呼吸になりかけるところももっと見たい…あの低い声で声を荒げるところも、旦那への態度も全部好きだった…

三女イリーナは「労働」を求めた人。だけど実際やってみると夢だった世界とはかけ離れてて、クタクタになって。それでも「モスクワ」に行けば幸せになれると信じてた。圧倒的妹。久保史緒里さんは表情豊かでニコニコしてたかと思えば、辛そうに泣いてたりして、役柄的にも1番感情を出してくれていた。イリーナが男爵の死に対して「分かってた」というところ、胸が苦しくなったよ。彼に対して「愛」がないと言われてたけど、実際のところどうだったんだろう。

 

とにかく三人の良いところは声だ。

他の形でまた彼女たちの演技を見てみたいと思う。読めたら原作を読んで、何とかこの話を飲み込みたいな。しかしこの三人姉妹は求めていたものを手に入れることが出来たのだろうか。100年後の私たちは、幸せだよ。

 

おわり。

ナニカのおはなし。

大阪の日の深夜、ふと推しメンの話になりました。

そこで私が言ったことに井上小百合がまだ自分の "推しメン" に追いついてない」ということがあります。正直、こいつ何言ってんだって感じだと思います。私もこれは他の人にあまり理解してもらえないだろうな、と思います。でも分からないなりに聞いて欲しいのです。

 

いつだかのブログに、歴代の推しについて書きました。私は大きく3つのグループを好きになっています。順にハロプロ、AKBG、乃木坂です。勿論どれも好きで甲乙つけ難い。でも各時期に「1番好きな人がいた」ということがそのグループを見る理由になっていました。私は推しを見つけてから全体を好きになるタイプなので、彼女たちのおかげで各グループの事がより好きになりました。そして今、乃木坂46を好きなのは井上小百合さんがいるからです。彼女の事を今、1番好きなのです。

これがいわゆるモチベーションだと思います。

このブログを読んでる人の中には「初めて好きになったアイドルが乃木坂46だった」という方も多くいると思います。その方にはよく分からないかもしれないけれど、私はまだ井上小百合さんを「乃木坂46の推しメン」として見ています。言ってしまえば、彼女は「私の人生の中での推しメン」にまだ達していないのです。

 

菅谷梨沙子、というアイドルだった人がいます。

お人形のような顔立ちとは裏腹に、圧倒的なパフォーマンスとスタイル。彼女の歌が私の心を掴んで離しませんでした。中学、高校時代は彼女の姿を追うのに必死でした。私が「世界で一番可愛い」と思った人でした。

そして「アイドルで誰が好きですか?」と聞かれたら、私は今でも「菅谷梨沙子」と答えると思います。

推しに対して、順位をつけているつもりはありません。何故なら元より土俵が違うからです。それでも自分の中で彼女たちに持っていた愛とか情熱とか現場の経験とか、様々な例えようもないナニカがそれぞれにあって、それを比較した時に菅谷梨沙子さんが1番にいる、ということなのだと私は思っています。

 

だからこそ、井上小百合モチベがある現在。もっと彼女を知って、もっと彼女に会いたいと思うのです。「ナニカを貯める」というと変だけれど、でも今の私の井上さんに対する想いはかなり大きいから。

井上小百合」と答える日もそう遠くないのかも、ね。

 

おわり。