思い出のおはなし。

行ってきました、東京ドーム2日間。

まずは行けたことに感謝なのですが、とにかく熱いライブでしたのでブログに書き残したいと思います。とりあえず1日目はステバ、2日目は見切れで、ごちゃ混ぜに思ったことを。時系列もありませんし記憶違いもあると思いますがご承知ください。主に井上小百合さんのことになると思いますが。

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まず制服のマネキンから始まるこのライブ。間違いなく乃木坂6年間の集大成であり、新たなスタートだったわけで根幹の部分に「センター」の存在があったと思います。セトリは勿論、1部終了前の一言も歴代センターを経験した順だったわけで。やっぱり「乃木坂の顔」ってこーゆうことなんだよな、と思いました。0番に立つことの凄さは計り知れません。センターってやっぱり乃木坂46の歴史、ですから。

でね、私は井上小百合さん推しなのでやはり彼女の事を考えるわけです。乃木坂46にいる意味を考えた時、彼女はセンターという言葉を出した。福神になった時も同じ。彼女はセンターに立つべき人間だ。私はそう信じてやまないわけでサイリウムの海を見ながら彼女の立ち位置を追っていました、咄嗟のイントロが流れるまでは。

井上小百合が東京ドームで0番に立った。

その瞬間、鳥肌がばっと立ちました。勿論彼女はそれで満足はしてないと思います。でもその事実は凄い。この記念のコンサートで彼女は選ばれたのだと目頭が熱くなりました。そしてこの姿をまた見れるように彼女を応援しよう、と強く白サイリウムを握り直しました。

 

てな訳で、めちゃくちゃ熱かったアンダーパート。まず名前を呼ばれて登場するわけですけど、中元日芽香さんの時の熱の上がり方はたまらなかったですね。衛藤さんや飛鳥ちゃんなども凄かったけどやっぱり格別。ふにゃあって笑う顔が抜かれるんですけど本当に素敵な顔をしていました。井上小百合さんは1日目はキリッとした表情、しかし2日目は驚くほど優しい表情をしてました。笑ってたんです。緊張が解けたのか分からないけれど、その笑顔には目を奪われましたね。「好き」と再確認。

そして1番最後、少し間が空いて時が止まって。スクリーンに映し出される生まれたままで、狼、行くあて、そして咄嗟の屋上のシーン。誰もがその名前が呼ばれるのを心待ちにしていたと思います。 伊藤万理華、と。

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センターに立った万理華さんは下を向いて、その瞬間流れ出す「ここにいる理由」と沸き上がる歓声。冷たく美しい万理華さんの表情と「生まれたままで」では打って変わってキラキラした万理華さんの笑顔。そして「君は僕と会わない方がよかったのかな」でピンク1色になった会場。一つ一つを噛み締めるように眺めていた日芽香ちゃんの瞳。絶対に忘れたくないと思いました。乃木坂46伊藤万理華中元日芽香という存在があったことも、ここに私がいたということも。

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私たちの "ここにいる理由" は「大好きな人がいるから」です。じゃあ、彼女たちの "ここにいる理由" は?私はやっぱり夢のためであってほしい。伊藤万理華さん卒業発表時のブログにも同じようなことを書きましたが、東京ドームなんてまだまだスタートで、乃木坂46でさえ夢の通過点でステップの1つであってほしい。 踏み台にして思いっきり飛び出してくれたら、と思うんです。だから2日目ダブルアンコールの「きっかけ」はめちゃくちゃ最高な選曲だと思いました。なんで来ないの?と後ろで止まって見送っていたメンバーに笑いかけながら、恥ずかしそうに2人で手を繋いでセンターステージを歩いていた姿。全部未来へのきっかけになってくれたら嬉しい。

最後メインステージ捌ける直前、2人がマイクを離して思いっきり「有難うございました!」と叫びました。その時後ろの捌け口で笑顔で待っていた多くのメンバー。帰ってきた2人を思いっきり抱きしめてキラキラ泣き笑いをして、これからもいつだって万理華さんと日芽香ちゃんの後ろにはこんなにも優しい仲間たちがいるんだなぁと心が温かくなりました。真ん中1番前で待っていた井上小百合さん、彼女から2人の後ろ姿はどんな風に見えてたんでしょうね。とっても嬉しかったんじゃないかなぁ。彼女たちの絆は私たちには到底分からないけど。

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さぁ彼女たちの卒業の話はここまでにして、ライブのことに戻ります。こっからはとにかく楽しかったこと、嬉しかったことの箇条書き。私の思い出なので読まなくて全然構わないです。

1日目はステバ 。トロッコが出る側だし入捌けでメンバーが構ってくれる場所。最初のJK猛ダッシュは「?」ってなったけどそっからの制服イントロと生駒ちゃんの「僕に任せろ」に大興奮。任せたよ、生駒里奈!!!!初っ端前髪きりすぎ井上小百合さんに笑って、あらロマの「井上万理華」でさゆまり結婚発表され(してない)命は美しいの橋本ポジ井上小百合が毎度エモすぎて死んだ。世界で一番孤独なloverが聞けたのはかなり嬉しい。夏フリ裸サマ太陽ノックの夏曲三段活用は暑すぎたし井上さんもトロッコ絶好調だった。あとでこぴんのサイン、普通に衛藤美彩さんに恋した。設定温度のサビはやっぱりピカイチに染みるし、私の方から見えた会場のサイリウムたちはメンバーが見てる景色とかなり近かったと思う。めちゃくちゃ綺麗。まっつんの「目の前が真っ暗だったとき、このサイリウムの光が私を導いてくれた」と言う言葉の意味を少しばかり実感できた場所だった。ただ「ペンライト消して!」がトロッコ登場と被ってて消してない人が多かったのが残念ポイント。

 

2日目は見切れ。昨日と逆側。セトリがある程度分かってるのでメンバーがよく見えた。ガルルの「卒業していく」を筆頭にやはり多く抜かれていた万理華さん。他の星からで七瀬さんと腰を抱き合い、あらロマではみなみおなをギュッとして、飛鳥ちゃんとは腕を組んでいた。ライブをめちゃくちゃ楽しんでるんだと見てとれてホッコリ。「アンダー」で最初の腕を合わせるシーンで日芽香ちゃんと目が合った瞬間に微笑んだきぃちゃん、まだまだ闘ってると思うけど少しだけ安心した。他の星からのラスサビで風が吹くんだけど、井上さん髪を下ろしていたのでフワフワしてた。それに対して万理華さんの前髪は崩れないけどどーなってたんだろう。あとスタッフさんが先導してくれたサプライズ。「乃木坂46アリガトウ」の文字は私から見てもとっても綺麗だった。「有難うございました」と頭を下げていたメンバーが頭をあげて、一気に涙目になった瞬間の会場がめちゃくちゃ暖かくて普通に涙。あとステージ一番上に上がる時、1日目は皆手を振っていたけど、2日目は一つ一つ見てるような感じだった。皆の大事な記憶の一部に残ってくれたら嬉しいと思う。

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東京ドームは通過点だと、メンバーは口を揃えて言いました。さらなる高みを目指して坂を登っていきたいと言いました。私は彼女たちの支えになりたいけど、でもそんな力はない。だから彼女たちが辛くて立ち止まりそうになった時に小さく背中を押せるような存在でいたいと思います。隣には立てないけど、3歩後ろでずっと。

 

私は設定温度の「人を愛せば優しくなって、限界以上に我慢してしまう」という言葉が好きです。きっと井上小百合さんなら「我慢しないで」と言います。それでも無理をするのは彼女の笑顔を見たいからです。これだけはこれからも絶対に折れない、推しであろうと。私は2日間設定温度を聞いて、心に決めました。

始まりはいつだって、そう何かが終わること。

東京ドームで会ってくれた皆さん、お話してくれた皆さん、そしてこのブログを長々と読んでいただいた貴方、本当に有難うございました。また宜しくね。

 

おわり。