明暗のおはなし

月刊MdN 2018年1月号を買いました。

付属ブックレットの「SUNNY AND BLUE」を電車でパラパラと読み始めたら、怖いくらいに手が進みました。久しぶりに文章に飲まれてしまった、そんな感じです。気づいたら最寄り駅でした。伊藤万理華、すげぇ。

さて今回、この冊子の中には共通のキーワードとして「万理華りっか」がありました。そしてこの言葉に私はめちゃくちゃ共鳴しました。なのでまとまってはいないのですが、超少しだけその事について書きます。うーん、ブログにしていいのか中々に際どい粗さなのですが、まぁ暇つぶしに読んでもらえたらと思います。あ、ネタバレするのでご了承ください。

 

さて、今回の共鳴ポイント。これです。

これ一応私が京都で脳内博覧会を観た直後のツイートなんですけど、正直ブックレットを読んで震えました。

「トイ」と「はじまりか、」陰と陽の二つの作品があれば、私自身をちゃんと表現できるから

まさかこんなにもピッタリ合ってくると思わなかったんです。伊藤万理華さんと、そしてそれに関わっていらした多くのスタッフの方が込めていたことを汲み取ることが出来ていたんだと驚いたわけです。勿論こんなのちっぽけなことなんですけど、嬉しかったんですよねぇ。

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さて、陽の部分が「はじまりか、」であり「まりっか」陰の部分が「トイ」であり「万理華」である訳ですが、この二面性って何なんでしょう。

 

ラジオ部分を読んでいると、圧倒的に「万理華」の面に惹かれている人が多い、というのが私の印象でした。そりゃあ当たり前なんですけど、でも「まりっか乃木坂46伊藤万理華」だと仮定すると、やっぱり「伊藤万理華」という人間のセンスや才能の方が魅力的だったのかなぁ、みたいな。いや、待って、違うな。

伊藤万理華」と「まりっか」と「万理華」は別だ。

誰もが主の「伊藤万理華」本体に惹かれて、カメラを通してみた時、そこに現れるのが「まりっか」なのか「万理華」なのかの違いなんだろうと思いました。二面性というのは "私たちから見る伊藤万理華さんの二面性 "ということなのです。彼女が表現することに重きを置くのって、そーいうことなのかな。

「トイ」の撮影での万理華はかなり違った。プライベートでもテレビでも見たことのない集中力で、違う世界に行ってると思った。ー 野口熙子

僕の性格上「まりっか'17」のような完全に陽の方向に振り切ったポップな表現は出てこない。「万理華」的なネガティブにもポジティブにもどちらにも捉えられる世界観の方に共感します。ー 山岸聖太

伊藤万理華」という人間は表現をすることで、私たちに二つの顔を見せてくれた。そしてその差が彼女の魅力の厚みを生み出した。福島さんは「万理華」と「まりっか」の二つの側面で私は見ていないし、人には色んな表情があるから、と言っていたけど、それって福島さんがしっかり「伊藤万理華」を見れていたからこその意見じゃないかなぁと思います。だって私たちは所詮「乃木坂46伊藤万理華」しか見れていないわけで。

 

福島さんが撮ってくれた「はじまりか、」と柳沢さんが撮ってくれた「トイ」。この二つの映像作品を残して乃木坂46での活動を終えることで、私がこのグループにいた意味があったのかなって思えるんです。ー 伊藤万理華

アンダーアルバムに二つの映像作品が特典として入ると発表がありました。最後の「乃木坂46伊藤万理華」そう「まりっか」であり「万理華」である姿を、もう一度観れるのはとても嬉しいです。でも、あの日京都で見た時の感動や想いは決して忘れたくない。初期衝動ってめちゃくちゃ大事だと思うんです。

 

いつか「伊藤万理華」としての表現を見れた時、また見返したいものですね。うん、何言ってんだ、私は。

 

ごちゃついたので、おわり!