繭期のおはなし。

今から完全に自己満のブログを書きます。

LILIUM-リリウム~少女純潔歌劇~」という舞台があります。2014年にモーニング娘。スマイレージ(現アンジュルム)が上演したものです。こちらは末満健一さん書き下ろしのもので、彼の「TRUMP」という作品とも大きく繋がる部分があります。そして私はこのリリウムがめちゃくちゃ好きです。多分Twitterでも何度も言ってますが、メンバーというよりこの世界観と話が好きすぎるのです。

そこで紹介と共に、「乃木坂ちゃんなら誰にやってほしいな〜」なんてことをつらつら書きます。気になったらDVD買ってね!!!(ネットで検索…あ、察してくれ)

f:id:rishanyaaan:20180302000430j:image

ざっくりと作品を紹介すると、吸血種のお話です。Wikipedia先生曰く、こう。

舞台は吸血種の少女たちが療養するサナトリウム。ある日シルベチカが失踪して友人のリリーが行方を探すが、皆は「シルベチカなんて知らない」という。シルベチカの存在はリリーの妄想なのか悩む中、日ごろ単独行動しているスノウが「彼女を探さないで」という。シルベチカ失踪の謎、そしてサナトリウムの真実が解き明かされる時、少女たちの残酷な運命が浮かび上がっていく。

いや。めちゃくちゃ上手くまとまってんな。

とにかく、ある森の深くにあるサナトリウム(通称クラン)に可愛らしい吸血種の女の子達が住んでいるのです。彼女たちは「繭期」と言って、人間で言う「思春期」であり、その繭期が少し厄介なものなので集められて療養しているというわけ。うん、分かり易いね。

 

さて、この物語の良さは間違いなく「儚さ」です。

今まで平穏でゆったりとしていたクランの生活が、シルベチカの失踪を機に崩れてゆきます。在ったはずのものが消えてしまうことの儚さと、その中でもがく少女たちの美しさと、謎が解けた先にある哀しい答え。劇中歌もこれまた美しくて、サントラを未だにずっと聴いています。ほら、YouTube開いてくれよな、な?

そうこれ、ハマる人にはズッポリハマる深い沼です。

 

では、登場人物を説明していきましょう。

パンフレットの写真はメイク濃ゆくて、なんかアレ。

f:id:rishanyaaan:20180302002336j:image

画像では中央、物語の主人公。花言葉は「純粋無垢」

シルベチカが居なくなったことに気づき、探し始める心優しい女の子。壁ドンにときめく普通の女子。しかし、クランの謎を解き始めることで、自分自身の大きな事実と運命に気づいてしまう。

乃木坂なら、やはり白石麻衣さん。しかしこの役は最後の方でかなり感情を出すので、本当だったら伊藤万理華さんにやってほしかった、みたいなところがあります。お茶目で優しいところからの、落差。

 

画像では左端、超重要。花言葉は「私を忘れないで」

穏やか性格でとにかく優しい子なのですが、この子の事を話し出すと超絶ネタバレになってしまう最重要キーパーソン。もうね、「私を忘れないで」が全て。

乃木坂なら、西野七瀬さん。儚いのが似合う女。

 

画像では左から2番目、超重要。彼だけ花じゃないよ。

イケメンでチャラ男。一応男子寮の監督生だけど普通に女子寮来るし、ついでにナンパする。それで怒られる。貧血持ちでお調子者だけど、あー、これ以上話すとネタバレになってしまうこれまた最重要キーパーソン。とにかくファルスに恋をしてほしい。

乃木坂なら、生田絵梨花さん。または若月佑美さん。この人たちならこの難役を演じきれるはずだし、イクオもワカも普通にイケメンです。

 

画像では左から3番目、ツッコミ。花言葉は「精神美」

とにかく口が悪くて明るくてギャグ担当。だけど根はイイ奴でリリーのことを気にかけてくれる。

乃木坂なら、桜井玲香さん。高山一実さんでもいいんだけど少し意地っ張りなところとか、玲香ちゃんみがある気がする。思いっきり飛び蹴りを見せてくれ。

 

画像では右端、もはや母。花言葉は「愛」

おふざけ三人衆の1人。平和に暮らしている。相撲が強いのは中の人ネタなので気にしないでほしい。

乃木坂なら、伊藤かりんさん。これは即決しました。

 

画像では右から2番目。姫。花言葉は「誠実」

繭期を拗らせていて、自分のことを何処かの国のお姫様だと思い込んでいる自称プリンセス。3人の妹分がいて、いつもお茶会だがなんだか連れ回している自由人。実は男性恐怖症でバタンキューする。

乃木坂なら、松村沙友理さん。やっぱり姫と言えばこの人だし正直さゆりんご軍団をキャピキャピ連れ回していてほしいところ(伊藤かりんさんが渋い)ちなみにココは秋元真夏さんでも勿論良し。

 

画像では右から3番目。花言葉は「悲しみに寄り添う」

女子寮の監督生で紫蘭とペア。控えめな性格で皆のお姉さんであるが、実はクランの秘密に関わる重要人物。花言葉にもう一つ「淋しい愛情」があるのがエモい。多分劇中で抱かれたい女1位。

乃木坂なら、衛藤美彩さん。これも即決。

f:id:rishanyaaan:20180302013349j:image

画像では中央、もう1人の主役。花言葉は「希望」

他者との関わりを断ち、いつも1人で読書している少女。その姿がクラン内では浮いていたが、シルベチカを探すリリーへある助言をする。冷たく見えるが、内に熱いものを秘めているような人。

乃木坂なら、齋藤飛鳥さん。文句無しです。

 

画像では左端。花言葉は「変わらぬ愛」

女子寮の監督生で竜胆とペア。「〜なのだ」「〜だぞ!」などかなり濃い話し方をする。決まりなどに厳格で竜胆とは反対に感情的になりやすい。こちらもクランの秘密に関わる重要人物。

乃木坂なら、生駒里奈さん。なかなかキャラが濃くて難しい役どころだけど、生駒ちゃんならこの喋り方でも許せてしまう気がする(?)

 

画像では左から2番目。ボケ。花言葉は「愛国心

おふざけ三人衆の1人。完全なるボケ担当。やる気のなさそうに見えて実はちゃんとやるタイプ、だと思う。

乃木坂なら、川後陽菜さん。正直この子は中の人のキャラがかなり出てて厳しいんだけど、寄せるならって感じ。佐々木琴子さんは…えっと、保留で。

 

画像では右端。超重要。花言葉は「常に貴方を愛す」

可愛い顔した少年ですがめちゃくちゃ重要人物です。男子寮の監督生でファルスとはお友達。女子寮にフラリと遊びに来る(というか体が勝手にやって来る)けれど何故自分が此処に来たのか忘れてしまう。彼にはとにかく幸せになってほしい。あとめちゃ低音かっこいいです。

乃木坂なら、高山一実さん。カズオがやらなきゃ誰がやる、みたいな感じ。人の良さそうなところも良き。

 

画像では右から2番目。花言葉は「優雅な女性」

おふざけ三人衆の1人。いや花言葉、絶対嘘でしょ!みたいな人。明るくて「退屈だ〜」「なんか面白いことないかな〜」といつも暇を持て余している人。でもこれが最後には少し切なくなります。

乃木坂なら、能條愛未さん。「退屈すぎて涅槃像」が出来るのは、彼女しかいない…。

 

画像では右から3番目。花言葉は「悲しみ」

彼女は少し特殊でダンピールという、いわば人間と吸血種の混血です。純潔を求めるこの世界では忌み嫌われる存在となり、クランでも少しイジメられてしまいます。そんな彼女にリリーは優しくしてしまい、ある事件が起こるのです。うん、重要人物。

乃木坂なら、若月佑美さん。または井上小百合さん。この役も難しくてかなり闇を抱えています。その面では松村沙友理さんもハマるんだけど、この特殊な役は憑依できる人じゃないと厳しい。

f:id:rishanyaaan:20180302021233j:image

長々と書いてきましたが、とにかく面白い舞台なので見てくれ!!!ほんの少しでも検索してみてくれ!!!!そしてこの舞台は乃木坂に合う!!!!!

関係者各位、よろしくお願いします。

 

ここまで読んでいただき、有難うございました。