リインカネーションのおはなし。

念願の、セラミュ観てきました。

とりあえず私自身、セーラームーン本家様とセラミュについては詳しくないのであくまでも「乃木坂版セラミュ」という観点で感想を書き残します。知識が少なくキャラクターとの類似点等はわからないので、観ていた時によかったなぁと思ったところだけです。忘れないように殴り書きなので、ご了承ください。星と月、の順番でキャスト書いてます(観た順)

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月野うさぎセーラームーン

初っ端井上小百合可愛い〜!!から始まったこの舞台。とにかく声がいいですよね。へにゃへにゃとアホっぽさのあるうさぎの声、恋人を想う甘いプリンセスの声、気合いの入ったセーラームーンの声、これだよコレ!って感じでした。井上小百合さんの醍醐味じゃん!!!と。彼女の演技面に関しては(勝手に)絶対的自信を持って観ていたので何の不安もなかったのですが、叫ぶ度に「喉大切しろよ〜」と思っていました。私は彼女の声が大好きだから。いや、良い叫びだったので余計に。あとやっぱり小百合ちゃんのバラードの歌声、好きだなぁ。透明感があって突き抜ける、乃木坂の時と違う歌い方。てかうさぎちゃんの時のもぐもぐ顔とかおとぼけ顔可愛すぎて双眼鏡越しに死にました。死にすぎてる。

山下美月ちゃんってこんな声出せるんだ、が出てきた瞬間のファーストインパクトでした。さゆちゃんがコロコロと声のイメージを変えてたのに対して、作り上げた「月野うさぎ」としての声を保っていたイメージ。アニメ声というとまた違うとは思うんだけど、彼女の中で考えて出しているのかなぁと思いました。ニコニコ笑ったり思いっきり泣いたり表情豊かだし、細かなアドリブもあって可愛らしかったです。美月ちゃんの印象が少し変わったな〜。ただの小悪魔ではなかった(それはそう)

 

水野亜美セーラーマーキュリー

ベストオブ好きだった渡辺みり愛ちゃんを発表します。1つ目は変身後に相手が前を通った時の目線。動きに合わせて目が追いかけるんだけどその時の含みのある笑いというか、なんとも言えない表情がめちゃくちゃ良くて好きでした。2つ目は敵にやられた後に梅澤ジュピターに立たせてもらうところ。単純に身長差可愛い。3つ目はうさぎちゃんに対して放った「oh my god…crazy girl…」あのテンションは普通にさゆとみり愛じゃんってなりました。と、バタバタこんなに書いちゃうくらいにはみり愛ちゃんが好きでした。台詞回しが自然で、歌もこんなちゃんと響く声が出るんだと驚きました。

待ってました伊藤理々杏ちゃん!!星の王女さまを観ていたのでかなり期待してました。一言目から思いっきり通る声。歌声もかなり声量があってなおかつ丁寧な演技。予想通り私は彼女の演技が好きなようです。特にみり愛ちゃんの時もそうなのですが亜美ちゃんのうさぎちゃんに対する優しさの表現が物凄く好き。真っ先に近寄る、目線を合わせる、肩に触れる。しかも理々杏ちゃんが元々持っている世話焼き感というかしっかり者で真面目なところがそのまんまで自然ですんなりと受け取れました。バスのシーンのボケは紙飛行機でしたね。

 

火野レイ/セーラーマーズ

はじめまして今まで眺めてるだけでした、くらいの距離にいた寺田蘭世ちゃんがあんなにも良い声で歌うとは思ってもいませんでした。長い髪を靡かせて、丁寧な口調で炎を纏う姿は蘭世ちゃんの内に秘めた熱さと共鳴して「蘭世ちゃんってセーラーマーズだったっけ?」となりましたね。若干鼻にかかった声で台詞が聞き取りにくいところもあったのですが、それ以上に歌声が凄かった。厚みがあってビックリしました。ボーダー聞こっと。

高山一実さんを観るためにやってきたと言っても過言ではなかったMOON。ビジュアル最強すぎて変身シーンはマジで声が出るところでした。乃木坂一の美脚、あれはヤバい。あと今回は基本地声だったのかな?滑舌は別として、いつもより低めで歌声もどしっと響く感じ。私にとっては高山さんのそのトーンがとても新鮮でドキドキしながら観ていました。にしても、彼女の立ち姿はいつ見ても本当に美しいよね。常にセーラーマーズ。高山一実さんのセーラームーンに対する愛を感じました。あと最後にうさぎちゃんの頭をポンとするのは、反則。

 

木野まことセーラージュピター

ミニスカート履かせたら最強じゃん、と思わせる足の長さの梅澤美波さん。まずスタイルの良さに圧倒され、聞き取りやすい台詞と安定した声量と歌唱力、平均的にめちゃくちゃレベルが高くて安心して観ていられました。私もヤキ入れられたい。怪力と言われてその身長から「制服無くてさ」なんて笑うけど、逆にみり愛ちゃんとの身長差が神がかっていて、男言葉のまことちゃんと可愛らしい亜美ちゃん付き合ってろよ…と思いました(原作ではどーなのか分からないけど)変身時に舞う薔薇の花びらも似合う。やっぱり私もヤキ入れられたい。

やっぱり能條愛未さん、舞台で本当に輝く人です。梅澤さんのを先に見てしまったので「体が大きい」というイメージはどーにも生まれなかったんだけど、ハキハキと聞き取りやすい台詞に滑らかなアクションシーン。そして歌が上手い。ひなちまと2人の歌割りがあるんですけど、普通に声出てるし上手くて、流石は能條さん頼りになるなって思いました。あとどーでもいい事ですがクラブで飲むジュースって、星だと甘くて月だと苦いんだね。カーテンコールで手を振りすぎて捌けるの忘れてたのも、また彼女らしかったです(笑)

 

愛野美奈子セーラーヴィーナス

中田花奈さんのママみがヤバイ。wikipedia様で調べた所、最初のセーラー戦士でリーダー的存在ということらしく、通りで慈愛に満ちた母性を感じると思いました…。実際の花奈ちゃんのメンバーに対する甘やかし加減と愛情がうまくマッチしていて最高。サクサクと台詞も回すし特徴的な可愛らしい歌声も最高。クンツァイトさんと向き合った時の溶けそうな恋する表情も最高。あとクラブのところの蛍光オレンジの上着着てる時の彼女のナイスバディったらありゃしなくて、あ、これ以上言うのはやめておきます。

ドラえもん以来の樋口日奈ちゃんだったのですが、彼女の声もまた魅力的で大好きです。高めで甘い歌声がよく響いてました。花奈ちゃんはママみ、ひなちまは女神って感じ。これまた完全に中の人とキャラクターがマッチしていて、お茶目でとにかく優しくて自己犠牲も厭わない芯の強いところをもってる。うさぎちゃんが後輩の美月ちゃんだったからか、STARと比べてお姉さん感が強かった感じがします。あとこっちもクンツァイトさんに抱き寄せられた時の恋する表情は完璧でした。めちゃくちゃ良い女だよ、樋口日奈…。

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チームお星様

アフタートークで蘭世ちゃんも言っていたけど、とにかく「このチーム、超仲良しなんです」感が溢れている印象。推しフィルターによって、プリンセスとして他の戦士に守られている月野うさぎというより、愛され守られ大切にされる井上小百合って感じで観ていました。みり愛ちゃんとさゆの関係性、など全体的に中の人同士の関係が垣間見える瞬間があって、それはそれで良かったな。あと台詞も歌もユニゾンが綺麗でした。

チームお月様

まず個々が強い。でも決してバラバラでは無くて一期生3人が主役である三期の美月ちゃんを支えている。そして理々杏ちゃんが上手くバランサーとして機能している、そんな印象でした。歌の面では特に緊張していたであろう美月ちゃんを他4人の声量でしっかり支えてあげていた気がします。美月ちゃんも皆をひっぱるエネルギーを持っていて、良い感じ。お星様が皆で手を繋いで並んでいるとしたら、お月様は同じゴールに皆が一目散に走ってる感じ。どっちも好きだよ〜〜!!!

 

とまぁ、長々と書いてきましたが、原作見てから語れよって感じですよね。私もそろそろセーラームーンデビューしようと思います。あとここには乃木坂のメンバーのことしか書いていませんが、四天王皆さん所作が美しくて特にクンツァイトさんが好きなことや、タキシード仮面さんのスタイルと声が良すぎることや、クインベリルさんの歌やら、他のキャストの皆さんもとてもとても素晴らしかったです。あー、9月公演も楽しみだなぁ。

最後に、月に代わって、お仕置きされたいです。

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